|
|
 |
|
 |
障害者の方が「何を表現しても受容される(ひいてはどんな自分でも許される)」という体験を繰り返すことによって、自己の存在について少しでも自信を持ち、自分自身を取り戻すことをサポートする治療法であります。
自分の持つ能力を表現するためには自分と向き合う、自分を見つめる必要があります。
芸術活動を通して自分と対話する、そして、その過程を治療者が手助けすることが芸術療法の基本であると考えます。
したがって、芸術療法は病状をコントロールするのではなく、自己治癒力を取り戻す、あるいは高める治療法であります。
また、自己治癒力つまり人間が本来的に持っている自然治癒力を高めるためには五感を使うことが重要です。
五感に芸術を通して刺激を与え、自然へつながり(エコロジカルアプローチ)を再確認することが自然治癒力を高めることとなります。
そこには受動的な方法(見る、聴く、嗅ぐ、触ってみる、味わう)と 能動的な方法(創作する、表現する)があり、
患者様の状態で、 療法の種類と方法を考慮し、幅広い選択ができます。
また、芸術に携わることは、必ず、
自分自身の記憶を刺激し、さらに
その記憶に伴う感情体験を再体験
することにつながります。
このことは精神障害の方だけではなく、
認知症高齢者にも有用であります。 |
|
|